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Windows Defender Application Guard(WDAG)のセキュリティ機能とは。

Windows Defender Application Guard とは

Windows Defender Application Guard(WDAG)とは、Windows10 1709で利用可能になったセキュリティ機能です。 どんな機能かというと、ブラウザを通常のOSから分離して、Hyper−V上の仮想空間でブラウジングができるようになる。

それができるとどのようなメリットがあるのか。 以下のメリットが考えられます。

  • Webサイトから不正なスクリプトの実行によるウイルス感染を防げる
  • 攻撃対象になりやすいブラウザが仮想空間になるため、セキュリティホールが極小化できる。

システム要件

Windows Defender Application Guard(WDAG)の使用については、 1709がリリースされた時点で、Windows10 Enterpriseでのみ利用可能でした。 ビルド1803がリリースされたところで、Windows10 Professionalで利用が可能になりました。

WDAGのその他要件については、以下に記載。

ハードウェア要件

ハードウェア 説明  
CPU 64Bit CPU 仮想化拡張機能が利用可能で有ること(VT−x)
メモリ 8GB
ハードディスク 5GBの空き容量 (SSD推奨)

ソフトウェア要件

ソフトウェア 説明
OS Windows10 Enterprise エディション バージョン 1709 以降
Windows10 Professional エディション、バージョン 1803 以降
Windows10 Education エディション バージョン 1709 以降
Windows10 Pro Education エディション、バージョン 1803 以降
ブラウザ Internet Explorer もしくは Microsoft Edge
(最近 ChromeFirefoxに対応。)
管理システム Intune 、 SCCM 、 GPO

Windows Defender Application Guardの機能

Windows Defender Application Guardには、スタンドアロンモードと、エンタープライズモードの 2つの動作モードがあります。

  • スタンドアロンモード スタンドアロンモードでは、Microsoft Edgeを起動し設定から、 新しいApplication Guardウィンドウから起動して使用することができるモード。

  • エンタープライズモード Microsoft Edgeでウェブ閲覧時に、信頼されていないWebサイトへアクセスするとApplication Guardのウィンドウが起動し リダイレクトされ継続して閲覧が可能になるモード。


実際の使用感について。

ごめんなさい、、、 私のPCがWindows10 HomeEditionで試せないです、、、 (普段使用しているPCはMacです、、、)

せめて、なんとかしてWindows10 Proを入手できたら更新していきます。

環境を整えなければ、、、